冬 のアーカイブ

Sakura

poem タグと , , への macoto による投稿 (2011/02/09)

少しずつ色と、景色を変えては
また、転がる季節の中で
誰かを想うことを、重ねる。

それは、誰のことでもなくて
ここにはいない、誰かのことで
遠く彼方の記憶の中のことで
きっともう忘れ去れてることで

間違いかもそうでないかも分からなくて
分かることは、それほどなくて

どうしてだか、
懐かしくもあって
昨日のことの様でもあって

わからないと思ってて
季節をまた、乗り過ごしてしまいそうで。

だから、思い出したんです。
アナタのことを。

冬の寒さが凍みる
この季節に。

またはみ出しそうな、自分を哀れんで。

だから、また笑ってもらえますか
「大丈夫ですよ」って

Thinking of U

poem タグと , への macoto による投稿 (2010/12/23)

消えない心の燻りが
冬の寒さの中に溶けてはくれなくて
白い息の中に
溜息が零れ落ちて、宙を彷徨った。

巡る季節の中
想うのは君のことばかり。
言葉たちが、迷子になって
地面の上に転がって
暫くしたら、風の中に消えた。

さようなら
を繰り返して
辿り着いた先が君ならばイイと
いつも想うよ。

迷って、探せなくても
君を想うよ。

冬の景色を
君と歩いたと記憶のある
この道で立ち止まっても。

それでも、僕は君を想う。

After Snow

poem タグと , , , への macoto による投稿 (2010/02/03)

柔らかく、積もった雪が
午後の光に照らされて
徐々に自然に戻ろうとしている。

溶けだした結晶は
滴り落ちた地面に着地した瞬間に
その意味を失くす。

加速した季節の恩恵を受けて
冬らしい災い。

まるで、散らかった部屋の様に
一面を白に描いては次の日には
キレイに掃除されて。

柔らかい午後の日差しと
冷たい冬の風を窓から見つめていた。

Summer Snow

超短編集 タグと , , , , , への macoto による投稿 (2009/07/24)

空は灰色で、光を通さずに
何処かで彷徨っているように見えた。

地上に反射することなく
それ以前に、迷子になっているのかもしれない。

見上げていた頭上には
細かい雨が風に揺られて地面を濡らしていた。

地面を際限なく埋めていく雨粒。
空を見上げたら、それがまるで細雪に見えた。

不思議で仕方がなかった。

灰色の空から流れ出た雨が
舞い降りる雪に見えたから。

暫くは、空を見上げていた。

ナツノユキ
暫くは、目を放せずにいた。

夏という季節の入口で
冬を越せずに迷子になっているのは
自分なのかもしれない。

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