サッカー のアーカイブ

Special Day

超短編集 タグと , , への macoto による投稿 (2011/04/05)

スポーツの力はやはり大きい。
この一言に尽きると思う。

日本を希望と感動で覆い尽くした夜だったと思う。

暗いニュースは目や耳を疑いたくなるようなひどい映像ばかりで
明るいニュースなんてなかったし
あったのかもしれないけど、自粛ムードの中、できなかったのかもしれない。

がんばろう日本
を合言葉の中、言い表すことのできない
心情や想いが選手の胸の中にあったと思う。

被災地で幼少を過ごした選手
被災地に行って励ました選手
遠い場所から、被災地のことを祈った選手

それぞれの想いを胸にきっと、ピッチに立ったんだと思う。
色んな想いと願いを込めて。

コンディションが良い訳はないし
きちんとした試合内容になる訳はないと
それは、初めからわかっていた。

それよりもずっと、「気持ち」のサッカーをみんなが期待してたはずで
何より、サッカーを見たいと思ったはず。
そして、ピッチ上の選手が、日本に携わる人たち。
日本で育った、もしくはJリーグの選手。

少なくとも今回の震災を肌で感じた人間だったはず。
震災を経験したと言い換えていいと思う。

「サッカーをする意味とは何なのだろう。
そういったことを見つめ直さずにはいられなかった日々のなか、
思わず頭をよぎったのは「今のオレ、価値がないよな」ということ。
試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。
プロにとってお客さんがいかに大切か、改めて学んでもいる。」

三浦知良(KAZZ)のコメント。
そして、用意されたかの様な、ゴール。

日本中に希望と感動を与えた瞬間だった。

励まされた人や
希望の光が見えた人もいるんじゃないかと思う。

日本は、被災地は
また立ち上がれる気がした。

今回の震災は大きく歴史に残るだろう。
この試合に関しては歴史に残らないかもしれない。
それでも、日本のみんなの記憶に残ればいい。

震災後の大きなイベントだった。
希望を与えた試合だった。

教科書に載ってくれたら、いいなと思う。

サッカーというスポーツを通して
日本の、人の力の大きなチカラを信じれたヒトコマだった。

Love! Soccer

超短編集 タグと , への macoto による投稿 (2010/07/02)

久しぶりだった。
サッカーを見て泣いたのは。

躍動させた監督が取った戦略は
積み重ねたものを一度、壊すことだった。

そして、フランスW杯を前にカズを外した様に
今回は、俊輔を外した。

ここに凄みを感じる。
カリスマ性はサッカーにはいらないし
何よりも、コンディションを重んじ
チームプレーに徹するサッカー。

W杯が始まる何試合かを見て
誰もが期待をしなかった。
誰もが躍動することを期待したけど
誰もがそれは夢で終わることを知っていた。

考え抜いた末に出した答えがシステムの変更。
恐らくそれは、彼自身の信念とは反したモノだったのでは?と思う。
それでも飽くまで目標の達成を貫こうとした姿勢。
「ベスト4を目指す」
「世界を驚かすサッカー」

苦悩は計り知れない。
何度も頭を抱えたに違いない。
指揮官として、それを表に見せずに
残念ながら16強で敗れた直後に、今は他のことは考えられない
という、人間味。

荷を降ろした気もした。

敗れたパラグアイ戦。
何度もヒヤヒヤしたし、何度もチャンスもあった。
前に乗り出して、「がんばれ!がんばれ!」
と知らず知らずに声に出してしまう位
気持ちの伝わる、ゲームだった。

もう少しの所で届いた8強。
それが叶わなかった。
叶わないと決まった瞬間に、日本中が涙した。

悔しいという気持ちより
凄かった!頑張った!
という気持ちが勝って、感動の涙を流していた。

久しぶりだった。サッカーを見て泣いたのは。
多分、ドーハ以来だろう。

きっと今大会の日本の姿は
世界を驚かしてくれたと思う。
もう少し、上を目指せたとも感じるけど
きっとそれは、また4年後に果たしてくれるはずだろう。

ゲームの終わりを告げるホイッスルが鳴った瞬間
雨が急に強くなった。
空も涙してくれているようだった。

また、4年後を楽しみにしたいと思う。
W杯に出場することが今や、夢ではなくなった。
ある意味、使命だったり義務だったりする。

何故ならば、好きだからだ。
サッカーが。

Four Consecutive Games

日々の戯言 タグと , , , への macoto による投稿 (2010/02/14)

W杯という大きな大会が行われる2010年が始まり
どの試合も落とすことのできない大事な4戦は終わった。

4戦全てを観戦したが、満足できる内容は1試合すら
無かった、というのが正直な感想だった。

特に、日韓戦の内容は「最悪」とも言えるだろう。
序盤に掴みかけたペースを維持することができずに、相手に主導権を握られ
逆転されて、負けるという結果。

サイドで細かいパスを繋いでばかりで
フィニッシュに持ち込むこともできず
相手に奪われてしまう、という攻撃パターン。

ラストパスをシュートに繋げるプレーだということを
意識しているのかどうかさえも疑問を持ってしまうプレーの数々。

セットプレーのチャンスを
カウンターを受けて、一転してピンチを迎えてしまう
守備面の意識の薄さ。
CBの2人が上がるのは当然なのだから、そこを誰がケアするのか
しっかりと組織プレーが出来ていないことを露呈してしまった。

日本は韓国に比べ、世界での経験はまだ少ない。
W杯の常連国と言われているのかもしれないが、まだ次で4度目だ。
それでも、今日の試合は間違いなく「勝てた」試合で
小さなミスを続ける日本のプレーに対し
汚いとも言える韓国の狡猾なプレーの前に無残にも負けてしまった。

怪我、アクシデントが発生したのは仕方がない。
それを責めることはできないし、サッカーではツキモノだ。
逆に、それは相手チームにも同じ様なことが当てはまる。

その中での指揮官の采配にはどうも納得いかない。
劣勢の場面で、裏を取る動きを期待するよりも
パワープレーに持ち込むポストプレーヤーの方が
あの場面では重要だと感じた。

正直、W杯でもあのような采配をするならば
幾ら、日本を初めてW杯に連れて行ってくれた名将でさえ
許されることではない気がする。

それだけ、日本のサポーターは徐々にサッカーというスポーツを
知り始めているし、大きな期待を持って見入っている。
指揮官の大きな目標や希望についても賛同している。
だからこその、ブーイングだし、
だからこその、あの大きな歓声なのだと思う。

サッカーはチームプレーのスポーツの中でも
超がつくほど、複雑なスポーツだと思う。
1つのボールのタッチで、仲間は走り、相手は懸命に奪おうと走る。

1つのプレーが幾つもの動きと重なって
奇跡的と言ってもいい、ゴールが生まれる素晴らしいスポーツだ。

日本人もその魅力に取りつかれた。
だが、まだ世界にはもっとサッカーに取りつかれた国が
たくさんある。

超複雑系のスポーツで、世界を驚かすことを
日本はできるのだろうか。
日本の選手は見せてくれるのだろうか。

W杯まで4ヶ月を切った残り時間。
ロスタイムは長い、まだ諦めるのは早い
そう思っている。

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