スポーツの力はやはり大きい。
この一言に尽きると思う。
日本を希望と感動で覆い尽くした夜だったと思う。
暗いニュースは目や耳を疑いたくなるようなひどい映像ばかりで
明るいニュースなんてなかったし
あったのかもしれないけど、自粛ムードの中、できなかったのかもしれない。
がんばろう日本
を合言葉の中、言い表すことのできない
心情や想いが選手の胸の中にあったと思う。
被災地で幼少を過ごした選手
被災地に行って励ました選手
遠い場所から、被災地のことを祈った選手
それぞれの想いを胸にきっと、ピッチに立ったんだと思う。
色んな想いと願いを込めて。
コンディションが良い訳はないし
きちんとした試合内容になる訳はないと
それは、初めからわかっていた。
それよりもずっと、「気持ち」のサッカーをみんなが期待してたはずで
何より、サッカーを見たいと思ったはず。
そして、ピッチ上の選手が、日本に携わる人たち。
日本で育った、もしくはJリーグの選手。
少なくとも今回の震災を肌で感じた人間だったはず。
震災を経験したと言い換えていいと思う。
「サッカーをする意味とは何なのだろう。
そういったことを見つめ直さずにはいられなかった日々のなか、
思わず頭をよぎったのは「今のオレ、価値がないよな」ということ。
試合がなくなり、見に来る観客がいなければ、僕の存在意義もない。
プロにとってお客さんがいかに大切か、改めて学んでもいる。」
三浦知良(KAZZ)のコメント。
そして、用意されたかの様な、ゴール。
日本中に希望と感動を与えた瞬間だった。
励まされた人や
希望の光が見えた人もいるんじゃないかと思う。
日本は、被災地は
また立ち上がれる気がした。
今回の震災は大きく歴史に残るだろう。
この試合に関しては歴史に残らないかもしれない。
それでも、日本のみんなの記憶に残ればいい。
震災後の大きなイベントだった。
希望を与えた試合だった。
教科書に載ってくれたら、いいなと思う。
サッカーというスポーツを通して
日本の、人の力の大きなチカラを信じれたヒトコマだった。
