今、何をしているか
今、何を考えているか
そんなことは知る由もない。
確実なことはどこにもない。
春の準備をする前のスキマに
吹き抜ける風が妙に懐かしくて。
誰かのための人生なら嬉しいと思う。
今、どうしていますか
なんてことはもう、どうでもいいさ。
振り返ったその時に僕自身が
幸せであればそれでいいんだと思う。
いつも
遠回りしながら
ゆっくりと紐を解いた僕の過去は
何を持ってして紡いでいこうか。
それは、簡単にはじめる事も
終わる事も難しいストーリー。
今、何をしているか
今、何を考えているか
そんなことは知る由もない。
確実なことはどこにもない。
春の準備をする前のスキマに
吹き抜ける風が妙に懐かしくて。
誰かのための人生なら嬉しいと思う。
今、どうしていますか
なんてことはもう、どうでもいいさ。
振り返ったその時に僕自身が
幸せであればそれでいいんだと思う。
いつも
遠回りしながら
ゆっくりと紐を解いた僕の過去は
何を持ってして紡いでいこうか。
それは、簡単にはじめる事も
終わる事も難しいストーリー。
夕暮れの帰り路
電車の中 少し揺れながら。
老夫婦が並んで座る。
特に会話はないけれど 穏やかな顔をして
帰りを急ぐでもなく 揺れに身体を身を任して。
そんな2人には余りにも大きすぎる
膝の上にある 長方形の箱が 「幸せ」を表現していた。
きっと今日の為に 誰かの笑顔の為に購入したんだろう。
大きな 大きなクリスマスケーキ。
暖かい 笑い声が響く 優しい色したクリスマス。
きっとそんなことを思い描いた
並んで座る 老夫婦の穏やかな顔。
緩やかに運ぶ 家路までの 優しい時間。
いろんなことがあった今年に
心の置き場所に迷った今年に
落としてくれた 柔らかで穏やかな顔に
安堵した 平和なクリスマス。
いろんな感情はあれど
それを1つずつ表現できないけど
心の揺れを戻してくれてた 瞬間。
帰れたのに
分かれ道もあったのに
選び損ねたから
委ねるしかなかったのさ
弱いのに
背けてもよかったのに
強いフリをしたから
涙はみせなかったのさ
鳴らない電話と
会話にならない文字と
混沌とした記憶の中で
キミのことを想ったのさ
間違えば
踏み違えれば良かったのに
曲がり角を左を選んだから
こうなったのさ
正解も不正解もないのさ
だから陥ってるのさ混乱に。
金木犀の香りが
鼻をくすぐっては季節が移り変わったことを
知らせてくれる。
夜が近くなって
日が暮れ始める午後6時頃の気だるさ。
夜が長くなって
日が変わる午前0時頃の柔らかさ。
移ろいの中
気がつけば、大事なモノに囲まれていたい。
景色は絶えず変わり
そして、色を変える。
鼻をくすぐる次の香りが
君が出掛けにつけていったフレグランスの
匂いであればと、ふと思った。
月が欠けて、光を失わない内に。
風が強い夜
なのに、もうその風は冷たくなくて
通り過ぎたそれは
次の季節を急ぐ様で、手を振って
頬を撫でた。
明日もまた、いい天気で
いてくれそうな夜空模様で
暫く居心地のイイこの場所で
立ち止まっていたかった。
すると、後ろで自転車の
チリン・チリン
が、危ないよと知らせてくれる。
自転車に乗っている少年の
左手には大事そうに抱えている花があって
右手で、ハンドルを操作していた。
大事そうに抱えられていた幾束の花は、
その少年の母親に贈られるのだろう。
少年の母親はその大事に抱えられた花を
渡されて、喜んでくれるだろうか。
遠くなる背中を見ながら、幸せの風景を祈った。
世界でたった1人の事を想ったプレゼントを
家に辿り着くまでに、懸命に守ったプレゼントを。
また、夜空を見上げた。
邪魔にならなそうな場所で。
携帯を取り出して、電話帳から探した番号を発信する。
「元気にしてる? 明日も晴れそうだね」
「・・・今日は母の日だから電話かけてみたよ」