カセットテープに録音されていた
「TREE」というタイトルのアルバムが
出会いだった。
それからずっと色褪せることなく
僕の中で彼らの音楽は鳴り響いている。
今回、どうしてもやりたくて
書いてみたいことがあった。
それはこんな言葉に触発されたからだった。
「ラブソングで構成された12章からなる連作恋愛小説集
様々な時代、様々な場面、様々な気持ちで書き綴ってきた
膨大なラブソングの中から、12曲をセレクト。」
電車の窓広告に丁寧で綺麗に印刷された文字を
僕は何度も読み返した。
僕なりの解釈で
僕なりの言葉で、楽曲に込められた想いを表現したい
と。
1から始まり12で終わる
今回の物語のタイトルは全て
「君の知らない君の歌」
というアルバムの曲名から付けました。
そして、その歌と詞に込められたメッセージを
僕なりに言葉を変えて書いてみました。
12からなる物語。
出逢いから、別れまで。
読み返すと、僕はやっぱり
出逢いよりも、別れを書くほうが得意で
なんだか、笑ってしまう。
僕の中での音楽の原点はC&Aで
大ヒット曲ではなくて、それ以上の素晴らしい楽曲の数々を
僕はこれまで心を震わせながら聴いてきた。
何年経ってもそれが、変わらない
彼らの楽曲を、僕はそれらと出会えて心から
良かったと思う。
C-46を書き終えた時
ちょっと涙しそうな自分がいた。
なによりC-46の歌詞が胸に刺さったからだけど
ちょっとだけ、ほんの少し、本当にほんの何ミリか
ASKAと同じ目線でこのアルバムを見ることできたのではないかと。
2010年、このBlogの大きな仕事として
言葉を紡ぎ出せて、良かった。
久しぶりに、言葉に迷いながら、
ストーリーに四苦八苦しながら、
書き上げた12のストーリーを僕なりに
形にできたことを誇りに思う。
TREEのカセットテープを聴いていた
幼き少年が
幾つも年を経てC-46を聴いている。
どこか、運命的で感動的に思えて仕方がない。
そして、彼ら2人の姿を、並んでステージに立つその日を
心待ちにしていたい。
————————————————–
君の知らない君の歌
Song List
1. めぐり逢い
2. 好きになる
3. パラシュートの部屋で
4. B.G.M
5. MIDNIGHT 2 CALL
6. 明け方の君
7. くぐりぬけて見れば
8. Far Away
9. 201号
10. 君の好きだった歌
11. no doubt
12. C-46
————————————————–
幾つもの恋を重ねた 物語達に贈る
LOVE SONG
